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個人バランスシートとは、ある一定時点での個人の資産と負債の状況を表したものです。
キャッシュフロー表の作成により、年次ごとの家計収支は把握できるようになりますが、資産構成までは把握することはできません。
そこで、資産全体の概要を時価で把握し、その調整を図るために企業会計で用いられている貸借対照表(バランスシート:BS)を個人の家計にも取り入れ、家計レベルでも資産構成を把握しようというものです。
これをすることにより自分自身の財産状況を確実に把握し、お金やモノに対する意識が大幅に変わります。僕自身BSに出会えたからこそ今の立場で仕事ができているといっても過言ではありません。
BSは以下の3つで構成されています。そして、それぞれの方法で評価をしていきます。
資産は、流動資産・固定資産の2つに種類分けをすることができます。
流動資産の具体例としては、現金・預貯金・投資による資金です。
固定資産はさらに有形固定資産・無形固定資産・公的年金等に分けられます!
無形固定資産は、主として保険金のことです。
公的年金等に関しては企業型を含む年金関係です。
保険・年金に関しては解約返戻金を記載することになります。
有形固定資産の具体例としては、住宅・土地・自動車等です。
このうち、土地や建物は、取引事例または、以下の計算式で売却価格を評価します。
土地:売却価格=固定資産評価額×110÷70
建物:建築後年数で売却価格が変動
例)築年時 100% 3000万円の場合
築年後3年で40% 1200万
築年後10年で30% 900万
築年後25年で10% 300万
自動車や住宅ローンは実際に支払う総額は、借入金より大きくなりますが、評価額は借入金の残高になります。
例)住宅ローン 3000万 1.5%で借り入れた場合、総支払額は、期間30年で3750万、20年で3500万が累計金額
負債は、クレジットカード、自動車ローン、住宅ローンなどが該当します。バランスシート作成時のこれらの額をそのまま計上します。
流動負債と固定負債に分けられますが、1年以内の借入金を流動負債、それ以外を固定負債に入れる形です。
純資産は以下の計算式で求められます。
純資産=資産合計ー負債
Ce-Do-Laboでは、一家に一台のファインナンシャルアドバイザーとしてメンバーのBSの作成やCFシートの作成を行っております。お金について強くなって将来に備えたいなどとお考えの方は是非ご相談ください。今強くなれば将来に渡って強くなることができます。一方でお金についてのことを放置していたらいつまでも貧乏に近づくだけです。ビジネスで稼げば良いや。との考えも否定はしませんし重要ですが大事なのは事業収入の獲得だけではなく事業収入の確立からの金融資産への入れ替えや節税部分です。この辺りをしっかりと理解できるビジネスマンになりましょう。
未納税や社会的に適合していないことではサスティーナブルなビジネスにもならなければ結果としてお金もついてきません。是非そこを理解してお金について学んでいただければと思っています。
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